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新聞社情報(冬)

冬の新聞社情報



休刊日を除いて毎日発行、配達される新聞。日々積み重ねられたあらゆる情報は、一年を振り返るのにも新たな一年を思い描くにも適したメディアであると言えるでしょう。また、各世帯に新聞を届ける配達員にとって冬は、過酷な季節であることも事実です。

年末の新聞で振り返る一年

年末の新聞で振り返る一年

新聞とは紙を媒体とした報道の形態です。中でも全国で広く販売されている大手新聞各社の新聞は不特定多数の大衆に向けた大量の情報を伝達するメディアであるため、全国からのあらゆる情報が集中している情報媒体であるとも言えます。

そんな大手新聞社では、毎年年末にはその年に起こった大きな事件やできごとをまとめる特集が組まれます。政治、経済、世界情勢などの分野から、地方で起きたあらゆる事件、問題点、話題になった映画や本やテレビ番組などの文化的な分野、スポーツ、芸術、健康に関する話題など、ありとあらゆるトピックスをまとめて、この一年がどんな年であったのかを振り返ることができる特集ページとなります。

特集記事のひとつひとつを目にして、それらのトピックスが話題となっていたあの頃に自分はどんな暮らしをしていたのか、という間接的な関連を思い浮かべることができる人は多いでしょう。例えば「あのメジャーリーガーが大記録を作ったとき、子どもが生まれた」という場合や、「あの噴火のニュースを聞いたときは、数年前にそこを訪れた思い出を振り返っていた」という場合など、枚挙にいとまがありません。

暮れ行く年の瀬には新聞で一年を振り返ってみることが、新たに来たる年へのエネルギーへと変わっていくのかも知れません。

新年初頭の各新聞社の社説に注目

全国紙や地方紙などのいわゆる一般紙と呼ばれる新聞には、社説が掲載されています。これは記事を書いた記者本人の考えではなく、ある事象に対しての新聞社としての意見や考え方、立場を書き表した記事です。つまり、社説を読むことでその新聞社がどのような考えを持っているのかをうかがい知ることができるのです。

例えばある事件に対して、新聞社A社とB社とC社では社説の論調が若干異なっているケースはしばしばあります。これは日本国憲法に保障されている表現の自由に基づいているため、それ自体はまったく問題のないことです。重要なのは、それらの社説を読み、私たち自身がどうその事件を捉えるのかを考えることです。それは「メディアリテラシー」とも呼ばれ、個人が自分で考えて判断することが民主主義国家にとって大切だと言えるでしょう。

そして、元日の新聞には、それぞれの新聞社が年頭にあたり最も大切だと考えている意見が表明されます。何をテーマとし、どんな解決を求め、私たち国民がどのような思いで暮らすことが最適なのか、などについて各社それぞれに表明されるのです。つまり新年最初の各社の新聞を読み比べることで、おぼろげながらでもこれから始まる新年がどんな年になるのかを思い描くことができるのです。

冬の新聞配達の必需品

新聞休刊日を除き、毎日私たちのポストに届けられている新聞。これは言うまでもなく、新聞配達をしてくれる人たちのおかげです。

新聞配達の朝は早く、午前3時頃には新聞販売店に明かりが灯ります。当然冬の朝は寒く、しかも寒風を浴びながらバイクや自転車に乗って配達する人がほとんどのため、各自で適した防寒対策を採っているのです。上半身も下半身も重ね着をし、厚手のジャンパーを羽織りますが、意外な盲点は、実は手なのです。ご存知の通り、寒い日にバイクや自転車に乗ると思った以上に手が冷えてきます。当然手袋はしているのですが冬の風には勝てず、しかし何枚も手袋を重ねるとバイクや自転車のハンドルが握り辛くなるというジレンマもあるのです。

近年はそんな新聞配達員の冬にうれしい、新たな防寒具も開発されており、多くの配達員に愛用されている商品も存在します。その代表的な物のひとつが、電熱ヒーター内臓の充電式手袋です。これはコードレスで手袋内部のマイクロカーボンファイバーが温められる優れ物で、手袋に着いたスイッチを入れると10秒程で手のぬくもりを感知し、指先と手の甲部分に張られたヒーターによって温められる商品です。

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毎日いろいろな情報を、各家庭や企業に送り届けてくれるのが日刊紙です。このような毎日配達される新聞が誕生したのは100年以上前のことで、常に変化する日常の動きやこれからの展望を、新聞は今も変わらず伝えてくれます。

日刊新聞の誕生

日刊新聞の誕生

私たちが読む新聞のほとんどは、毎日発行される日刊紙ですが、その日刊紙が誕生したのは1870年(明治3年)12月のことでした。1859年(安政6年)に横浜港が開港されると、港の周辺には外国商館が建ち並ぶようになり、そこに商人が全国から集まったことで、急速に経済が発展。時代が明治になると、神奈川県令となった井関盛艮(いぜき もりとめ)は、さらなる発展のためには新しい情報を伝達することが重要と考え、商人たちに日刊新聞の必要性を訴えました。この井関の考えに賛同した横浜商人が明治3年12月8日に創刊したのが「横浜毎日新聞」です。

横浜毎日新聞は、洋紙に活版印刷で両面刷りした西洋文化の薫りがする新聞で、紙面構成は、両替相場、船舶出入、内外雑報、輸出入品、競売や売家情報など商人向けの情報が中心でした。なお、横浜毎日新聞と現在の毎日新聞は無関係で、繋がりもありません。

これをきっかけに新聞が次々と創刊され、1872年(明治5年)には、東京初の日刊紙「東京日日新聞」が創刊され、これが現在の毎日新聞の前身となります。創刊号は片面刷りで、1枚140文でした。この頃は鉄道が開設され、郵便事業が始まるなど、文明開化とともに日本が大きく成長する時代で、刻一刻と変化する世の中の情報を伝える役割を果たしていました。今も新聞の役割は変わっておらず、政治・経済、国際問題、社会の動きなど、幅広い年齢層に様々な視点で情報を伝えてくれます。

名刺広告

元旦の新聞は特別で、通常よりページ数も多く、新年にふさわしい特集記事が組まれたりします。その中で、よく目にするのが名刺広告です。通常の広告は、商品写真やイメージ写真、キャッチコピーなど、商品やサービスを特徴付ける内容となっていますが、名刺広告は、特定の商品ではなく、社名と代表者名などの情報をPRするために使われ、名刺程度のサイズであることから、こう呼ばれています。

以前はほとんど縦書きで並んでいましたが、最近では横書きの名刺広告も増えており、書体も新聞明朝や毛筆体、ゴシック体と様々ですが、スタイルはすべて同じです。

会社や個人のPR以外にも、公共施設などの竣工や大学などの周年を記念して名刺広告が掲載されたり、弁護士や社会保険労務士、税理士の名刺広告がまとめて掲載されることもあります。

全国紙での掲載は少ないですが、地方紙や業界紙などには多く掲載されます。

駐在員・特派員

国際化が進む中、新聞記事では国内のニュースだけでなく、国外の政治や経済、文化や環境活動、宗教、風習や行事など、様々な動きが伝えられます。こうした海外のニュースを伝えるのが現地駐在員や特派員です。駐在員は外国の都市などに常時駐在して取材を行ない、その国や周辺国の現状を伝えます。特派員も取材をして現状を伝える点では駐在員と同じですが、こちらは任地が定まっておらず、一定期間ごとに変わるのが特徴です。主に、大きな動きがある国や世界から注目を浴びている都市などに赴いて、その情勢を伝えるのが駐在員・特派員ですが、事件や出来事を伝えるには、宗教や民族など建国にかかわる背景や周辺国との交流など、その関係性を幅広い視点で捉えることが求められます。幅広い知識と豊かな経験を持った駐在員や特派員の取材によって、私たちも海外のニュースがより身近に感じられるようになるのです。

年末年始を海外で過ごす人は、駐在員・特派員が伝える情報をきちんと収集してから出かけることが大切です。


昔は新聞紙でいろいろなものを包んだり、収納に使ったりしていました。最近はあまり見かけなくなりましたが、意外と多目的に使える紙でもあります。日本で初の製紙工場ができた「紙の記念日」はまさに冬の時期で、このシーズンは折り込みチラシなどの量も増え、紙の使用量が増加する時です。

紙の記念日(12月16日)

紙の記念日(12月16日)

私たちが毎日読む新聞や、そこに挟まれる折り込み広告は紙でできており、毎日大量に発行されます。12月16日は「紙の記念日」とされており、明治初期の1875年に実業家・渋沢栄一が日本で初めて製紙工場を開業した日にちなんでいます。渋沢は、日本の文明水準向上のためには本の普及が必要と考え、本を印刷するための洋紙の生産が必要であることに気づき、製紙工場を興したとされています。

日本初の製紙工場は、東京・王子で開業した「抄紙会社」で、大蔵省紙幣寮から民間企業に独立させたものでした。工場にはイギリス製の機械が導入され、イギリス人の技師が指導にあたりました。王子の地は、近くに川が流れ、紙の生産に必要な水が得られることと、原料や製品の運搬に便利であることで選ばれました。さらに、当時の洋紙の原料はボロ布だったため、東京に近く原材料が大量に得やすかったことも理由のひとつです。製紙原料に木材パルプが使われ始めるのは1899年からです。

新聞紙を印刷するには膨大な紙が必要で、新聞巻取紙と言う大きなロール式の紙が使われています。このロール紙を、輪転機で短時間に大量に印刷します。新聞紙にはTMP (Thermo Mechanical Pulp) に古紙を配合した紙が使われます。TMPは木材を加工したもので、白色度が低く、木材に含まれるリグニンが残留するので、太陽光に当たると黄色く変色します。長期間置いておいた新聞が色褪せて黄色くなるのはこのためです。

折り込みチラシ

折り込みチラシ

クリスマスやお正月は、商店やスーパーなどは書き入れ時となります。そのため、休日前となると大量の折り込みチラシが新聞に挟まれて配達されます。百貨店や近所のスーパー、ホームセンター、不動産、パチンコ店など、様々な店舗がチラシを出して、集客効果を狙います。

折り込みチラシは、限られた地域にピンポイントで情報を伝えるために効果的な広告媒体で、売り出し情報の他、求人広告や勧誘広告などにも利用されます。チラシの配布は、チラシを出したい店舗や企業が、新聞販売店に持ち込み、新聞と一緒に配達してもらう仕組みになっています。狭い地域から市町村全域にわたる広いエリアまで、目的に応じて自由に配布エリアが設定できるため、効率的に地域に密着した広告を打つことができます。また配布部数、曜日、出稿する新聞なども自由に選べます。

折り込みチラシは、他の広告媒体と比べるとデザインや紙質、サイズなどが自由で、内容に合わせて個性的な表現が可能です。伝えたい情報だけをそのままストレートに表現したり、他の店舗と差別化を図るために目を引く表現をしたりなど、様々な工夫が凝らされています。しかも、家庭や事業所に直接配布されるので、新聞購読者が手に取ってじっくりと内容を見ることが多く、訴求力の高さにもメリットがあります。また、チラシにクーポン券などを刷り込んで、持参した購読者に割引や景品を進呈するサービスなどを行なうこともあります。

折込チラシは新聞が発行される前の江戸時代にもあったとされています。当時は「引札」と呼ばれ、商品の売り出しや開店案内、薬・化粧品などの宣伝などに広く利用されていました。「引札」の「引き付ける札」という意味からきており、「客を引く札」あるいは「広く配る札」のことを指していました。また、配るだけではなく、壁に貼ったりして今で言うダイレクトメールや商品カタログのような使い方もされていたようです。同じように、江戸時代には「びら」「絵びら」と呼ばれるものもありましたが、これは現在のポスター的な意味で使われていたようです。

大量に挟まれた様々なチラシは、見ているだけでも楽しいですね。