新聞社用語辞典
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持ち禁
もちきん持ち禁とは、持ち出し禁止の省略語である。新聞社で「持ち禁」という言葉が使われるのは、特ダネを掲載した新聞が刷り上がったとき。大手の新聞社は印刷部門が社屋にある場合が多く、新聞は社屋内で完成。完成した新聞は新聞販売店へ配送され、やがて読者へ届けられるのだが、それよりも先に、刷り上がったばかりの新聞は社内スタッフの目に触れる。社会的に影響力の強い特ダネ(他紙に先駆けて掲載できた大きなニュース)が掲載されていれば、その新聞は「持ち禁」となる。つまり、一般公開よりも前に、新聞社の社内スタッフから世に漏洩することを避けるため、持ち出し禁止の指示が出されるのである。
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