新聞社用語辞典
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腹切り
はらきり腹切りとは、新聞記事のレイアウトをする際の禁止事項のひとつ。段の間にある空白が、右端から左端まで通ってしまっている状態を意味している。新聞の本文は「段」と呼ばれるフォーマットに合わせて配置されており、多くの新聞は上下に15段だが、12段にしている新聞も少なくない。この段は、本文が折り返されている地点つまり1行の文字数で判断できるが、この本文の上下には少しずつ余白が設けられており、読みやすさが考慮されている。そして、この余白に関するルールとして「右端から左端まで余白が通ってはいけない」があり、こうなってしまった状態を「腹切り」と呼ぶ。新聞紙面が上下に分断されたような印象になるため「腹切り」とされ、新聞のレイアウトでは避けられる。
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