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印刷の主力、新聞オフセット輪転機



新聞印刷技術の進歩はめざましく、印刷の速度も高速化が進んでいます。ここでは、現在の新聞印刷の主流であるオフセット印刷について見ていきます。

オフセット輪転機とは

オフセット輪転機とは

毎日のニュースを扱っている新聞は、ニュースを着実に素早く届けるため、大量の印刷を決まった時間内に行なわなくてはいけません。そのため新聞は、高速で大量の印刷が可能な「新聞オフセット輪転機」というシステムで印刷されています。

「オフセット」とは印刷方式の種類のひとつです。「輪転機」とは、印刷部分のほかに、巻き取り紙を供給する給紙装置、新聞を四つ折りに折る装置、印刷部分と折る装置を結ぶレールフレームなどを含んだ、高さ20メートルほどにもなるシステム全体を指しています。新聞オフセット輪転機は1台あたり1時間に13~15万部もの新聞を印刷することができる高速印刷システムなのです。

新聞印刷に適した印刷方法、オフセット印刷

オフセット印刷は平版印刷とも呼ばれ、凹凸のない平らな刷版を使います。この刷版と呼ばれる版の文字や写真の部分には、水をはじく特集な加工がほどこされています。版に水をかけてから油性のインクをつけると、油が水をはじく原理によって、インクの乗る部分(画線部)と、乗らない部分(非画線部)に分かれます。この版から、ゴム製のブランケット胴と呼ばれる中間胴にインクを移して(オフ)、紙に転写する(セット)ことから、オフセット印刷とよばれているのです。

この印刷方法では、紙が版に直接触れないので、表面がザラザラとしていて、かつ薄い新聞用紙でも、比較的低い圧で印刷品質を保って印刷することができます。また、版の構造が簡単なため、同じ版を作るのが容易で迅速な作業が可能であること、版の模様が反転しておらず、実際の印刷物と同じなので確認がしやすいしやすいことなどの特徴が、正確に、かつ高速で印刷しなくてはいけない新聞印刷に適しているのです。

オフセット輪転機の印刷システムの種類

オフセット輪転機には、サテライト機とよばれる、片面のみにカラー印刷ができるものと、4Hi(フォーハイ)機とよばれる、表裏両面にカラー印刷ができるものの、2種類が存在します。

サテライト機は、軸となる1つの胴を中心に、4色のインクそれぞれの胴状の版とブラケットをサテライト(衛星)のようにぐるりと配置した印刷機で、片面をモノクロで印刷済みの用紙を通して、残りの面にカラー印刷をするのに使われます。

一方、4Hi機は4色分の胴状の版とブラケットを、裏表分2列をそれぞれ縦に積み上げて、紙がその間を通ることにより、裏表を同時に印刷できるシステムで、縦に積み上げるため高さが6メートルにもなります。

新聞印刷のカラー化が進む中、両面印刷が可能で、設置スペースも横にコンパクトな4Hi機が新聞輪転機の主流になってきています。