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掲載する新聞記事は編集デスク会議で決定



取材記者がいくら特ダネ原稿を書いても、掲載位置や記事の大きさによっては読者の目に触れない可能性もあります。読まれなくてはせっかくの重要なニュースも台無しです。どんな記事を、どのように掲載するのかを決める編集デスク会議は、ニュースの価値を決める重要な役割を担っているのです。

編集デスク会議前後の流れ

編集デスク会議前後の流れ

編集デスク会議は通常、朝刊で2回、夕刊で1回行なわれます。新聞社によって時間は異なりますが、例えばある新聞社では、朝刊の編集会議は、午後3時と、5時半に行なわれています。会議には社会部、政治部、運動部、学芸部、外信部といったそれぞれの取材記者各部のデスクと、整理記者が参加して、「この記事は重要だから大きく掲載する」「この記事は一面トップに」「この記事は小さく」などと、掲載する記事や、その扱い方を決めていきます。面白い原稿があれば、取材記者に依頼して、足りない要素を加えて原稿を膨らませてもらうこともあります。反対に、原稿を短く削ったりすることもあります。

もちろん、取材各部は自分の部の作った記事を大きく扱うように主張します。それぞれが主張しあうだけでは収拾が付かなくなるので、整理記者のデスクはこれらの意見の整理をして、調整を行なう役割を担っているのです。

記事の扱い方の最終的な決定権は、整理記者が持っています。この会議では紙面構成の大枠のみが決められ、詳細については整理記者たちで決めるのです。

整理記者は取材記者のように、スクープ記事を書いて脚光をあびることはありません。しかし、読者の元に届く新聞の紙面を決める権限を与えられているのです。

整理記者の感度がニュースの価値を生み出す

一面の記事を決めるのは、整理記者の責任者である整理部デスクです。一面には、その日に各部の記者が取材し、集まった記事の中で最も重要で世間の関心が高いものが掲載されるべきです。読者がいかに興味を持っていて、おもしろいと感じるか、どれだけ多くの人にとって重要かなど、さまざまな視点で判断する必要があり、整理記者の感度が試される局面です。記事や写真の扱いは、新聞の売れ行きにも影響を与える要素です。

デスククラスの整理記者なら、誰でも武勇伝を持っています。例えば、社会面やスポーツ面に載せるはずだった小さな記事を「面白い!」と判断して一面掲載を決め、一躍世間の注目を浴びた、などというエピソードもあります。整理記者の仕事の醍醐味は、このような経験にあると言えるでしょう。