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報道写真が新聞に掲載されるまで



新聞の世界は締め切り時間との戦いです。しかし、事件や事故は締め切りなど関係なく、昼夜を問わず起こります。起きた出来事を少しでも読者に早く届けるため、撮りたての写真がどのように現場から新聞社、そして紙面に掲載されるのかを見ていきます。

デジタル化によって実現した大幅な時間短縮

デジタル化によって実現した大幅な時間短縮

現在、写真記者が使うカメラは、ほとんどがデジタルカメラです。フィルムが主流だった時代には、撮影済みのフィルムを専用の車やバイクで新聞社まで運び、現像やプリントされて利用されていました。しかし現在では、デジタルカメラで撮影された写真データは、現場ですぐにパソコンに取り込まれ、瞬時に自社へと転送されます。記者会見やインタビューのように予定が決まっているものだけでなく、突発的な事件や事故の写真も、国内はもちろん、世界中から瞬時にデータの受け渡しができるようになり、大幅な時間の節約が実現しました。

臨場感のある写真が紙面を飾るまで

臨場感のある写真が紙面を飾るまで

各新聞社専用の送信ソフトを使って、自社まで送られた写真データは、いったん本社の集配信システムに集められ、そこから写真部の責任者であるデスクのパソコンに移されます。デスクはパソコン上で写真をすべてチェックして、新聞に掲載する写真を決めます。

デスクは、長年の経験から写真を見てとっさに内容や写真の目的まで理解し、記事の出来上がりの内容まで予測して、写真を選びます。もちろん、写真記者本人の意向が聞き入れられることもあります。

掲載する写真が決まると、候補として選ばれた何枚かをプリントアウトし、集まった原稿と写真をどのような大きさで掲載するか、また、どの紙面に載せるかなどの扱いを決めるため、整理記者のところまで持っていきます。

このとき、写真部デスクと整理記者の間で、意見の対立が起こる場合も少なくはありません。このようなときは、どの写真を使うか、最終的に決める権限は整理記者が持っているのですが、それでも徹底的に議論がなされます。すべては、いかに良い記事を作るかという熱意から起こるものです。

こうして掲載する写真が決まったら、整理記者のパソコンにその写真データが送られます。整理記者は、その写真と取材を担当した新聞記者の原稿をあわせて、レイアウトを組んだり記事の見出しを付けたりして、実際の紙面を作成していきます。写真が素晴らしい場合は、原稿の量を削ってでも、写真を大きく扱う場合もあります。

このようなプロセスを経て、臨場感のある迫真の写真が、紙面を飾るのです。