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新聞記者の仕事
データマンとアンカーの連携



最近ではあまり新聞の現場で使われることが少なくなりましたが、元々は、新聞をはじめとするジャーナリストの現場での分業を言い表しています。

記者やライターをめざすステップ

記者やライターをめざすステップ

「データマン」とは、原稿を書く記者やライターのために、必要な資料やデータなどを集める担当のことです。近年は、その呼び名もあまり聞かなくなりましたし、実際にジャーナリズムの現場でも少なくなっているようです。それは手書きで原稿を書く記者やライターが、圧倒的に少なくなったからではないでしょうか。

原稿用紙に手書きで文字を埋めていた頃は、書くことに専念して時間を費やし、資料はデータをアシスタントに集めさせ、その分業を便宜上、「データマン」と称していたようです。実際、「データマン」は記者やライターをめざす新人の役割でした。

インターネットがなかった時代は、資料探しそのものが大変な作業でした。国会図書館や大宅壮一文庫、神保町の古書街、該当する専門家の元などへ足繁く通うなどの、ネタを集める方法を新人記者は先輩記者やライターの指示によって身をもって学びました。現在ではパソコンや通信機器の発達により取材活動や原稿執筆の効率化が進み、記者やライターが資料集めやネタ探しなどの情報収集を自身でやるようになったため、「データマン」が活躍する機会が激減したのかもしれません。

ベテランの記者やライターとして

一方、「データマン」に必要な資料やデータの収集を指示し、それをもとに記事や原稿を仕上げる記者やライターを「アンカー」または「アンカーマン」と呼び表していました。いわば、「データマン」と「アンカー」は一体になった子弟関係にも似ています。

「アンカー」は言ってみれば、原稿の仕上げを任されたベテランの記者であり、ライターです。アシスタントとして「データマン」を抱え、おそらく自身もそうして修業したであろう資料入手のコツやノウハウを教え、配下の「データマン」を一人前の記者やライターに育てていったのでしょう。

しかし、時代は変わり、そのような昔ながらの徒弟制度ともいえる関係は、さまざまな現場で徐々に消えつつあるようです。今の新聞社の紙面づくりにおいてあてはめるとしたら、「データマン」は新人の取材記者や整理記者で、「アンカー」はデスクやベテランの編集記者といったところでしょうか。

ジャーナリズムの現場では今も

日本のジャーナリズムは歴史ある新聞社によって形づくられてきました。その古き良きジャーナリストとしてのワークスタイルは、その後、週刊誌や雑誌などを編集する現場にも受け継がれ、さらには大手新聞社が母体となっているテレビ局やラジオ局にも浸透していったものと考えられます。

そのため、週刊誌の編集の現場やテレビ局の報道の現場で「データマン」や「アンカー」という専門用語は今でも使われ、「アンカー」「アンカーマン」はテレビやラジオのニュース番組の現場で司会者やニュースキャスターの意味として転用されています。