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新聞記者の仕事 いろいろな取材のかたち



ひと口に取材と言っても、そのスタイルやパターンにはいろいろあります。新聞記者はそれに合わせて臨機応変に活動しています。

会見取材と懇談取材

会見取材と懇談取材

新聞記者の仕事の大半は取材に費やされることが少なくありません。資料を調べる、人に会って話を聞く、それが取材のおおよそです。中でも、人に会って話を聞く、証言を得る、情報を引き出す、解説してもらうといった取材に、記者は多くの時間を割いています。

新聞記者が日常的に行なっている取材のかたちには、大きく分けて2つあります。それは、会見取材と懇談取材です。

会見取材は、報道陣の要請に応じて、あるいは自発的に、当事者が行なう説明の場であり、録音やカメラ撮影が許されます。また、記者の出席は基本的に自由で、質疑応答もあります。ただし、主催者の意向により、参加可能な記者や質問に制限があるケースもあります。日時や場所を設定してのインタビュー取材も、この会見取材に含まれます。

もうひとつの懇談取材は、正式な手続きや形式を踏まない取材を指します。録音や撮影がNGということも多く、メモさえも許されない場合があります。

ハードな発生ものの取材

ハードな発生ものの取材

取材対象者に事前に連絡を取り、取材の趣旨や質問内容を伝えた上で許可をもらい、日時や場所を決めて取材を行なうというのが公式な取材のあり方です。しかし、こうした手順が通用しない取材もたくさんあります。例えば、事件や事故の当事者や家族、関係者への取材などがそれにあたります。こうした取材は「発生もの」と呼ばれ、まずは警察や消防、事件関係各所に話を聞き、事実関係を正確に把握することが大切です。目撃者や現場周辺の住民に取材することもありますが、これは地道に一軒一軒回って、足を棒にして有力な情報を集め、取材の成果を上げていく以外に方法がありません。

相手の心情を思いつつ、事実に迫る

相手の心情を思いつつ、事実に迫る

取材先で断られたり、冷たく追い帰されたり、非難されたりすることもしばしば起こります。事件や事故の関係者に、喜んで話してくれる人はいないのが当たり前です。もちろん、いきなり訪ねる失礼は承知の上で記者も取材をしています。自分が相手の立場だったらと思うと辛くて聞けず、板挟みになる記者もいます。しかし、そんなやりとりを続けるうちに、一生懸命な記者の真意や熱意、誠意が伝わって、取材に協力してくれる人もいます。徐々に心を開いて、情報を出してくれる人も現われます。

新聞記者は、関係者の辛さや痛みを察しながらも、その出来事の事実や核心を広く世の中に伝えることで、事件や事故の原因や経緯が明らかになり、それが取材に協力してくれた人々への恩返しになると信じて取材活動を続けています。

取材を通じて得たさまざまな体験は、新聞記者にとって貴重な財産となります。それは人との出会いやつながりであったり、事件や事故の取材によって生まれた人脈だったりします。