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新聞記者の仕事 取材の準備



取材は、新聞記者が記事を書く上で、最も重要な仕事です。何が起きているのか、事実を突き止める地道な活動が続きます。

取材する前の段取りが大切

取材する前の段取りが大切

新聞記者にとって一番大切な仕事は、取材によって事実を積み上げ、正確な情報を伝えることです。それは新聞記者のみならず、誰かに何かを伝える仕事において、取材の良し悪しはコミュニケーションの良し悪しに直結してしまうほど重要な作業です。そのため、取材をするにあたっては、細心の準備が必要となります。

ここでは話をわかりやすくするために、事件や事故、災害などの突発的な取材ではなく、手続きを踏んで行なう取材の準備について説明します。

まずは取材対象者について、詳細を知る必要があります。取材対象者のプロフィールを入手するとともに、著書や作品があれば、それらの情報を収集し、一通り下見しておきます。相手の特徴を知る上で専門知識などが必要な場合は、あらかじめ学習しておくことも忘れてはなりません。

順番が前後する場合もありますが、次に取材対象者にアポイントを取ります。要職にある人や知名度の高い人は、本人ではなく、秘書やマネージャー、アシスタントが対応してくれます。その方の印象も大事ですから、丁重に、どういう趣旨で取材したいのかを明確に伝え、具体的な日時や場所などを調整して詰めていきます。取材対象者によっては、事前にインタビューの質問内容を求められるケースも少なくありません。その内容をシートにまとめて渡すのが通例となりつつあります。

取材前には、それらの質問内容をもとに、取材のシミュレーションをしておくことも大事です。仮説を立て、この質問にはこのような答えが返ってくるのではないかと想定したり、意外な答えが返ってきたときはそこをポイントにさらに深く聞いたりと、臨機応変に取材できる準備をしておきます。

いい取材は準備万端から生まれる

いい取材は準備万端から生まれる

取材当日は当然のことですが、取材対象者が不快にならない服装や清潔な身支度を心がけ、時間厳守で向かいます。現場で必要な道具は、録音機器、筆記用具、ノート、資料など。記者が取材対象者を撮影する場合はカメラも持参します。

実際に取材が始まると、相手は警戒して身構えていることもしばしばあります。取材対象者が記者を信頼し、取材に快く応じてくれるよう、記者も心を開いて、和やかな会話で雰囲気を和らげながら接していきます。そうした会話のキャッチボールから、知りたかったことや意外な事実、新たな発見が得られることもよくあります。取材対象者をよく知り、相手の立場を尊重して話を引き出すことができれば、取材は成功です。いい記事を作るための素材が揃ったことになります。

取材は文字通り、材料を取り揃える仕事です。記者として必要な材料は、鮮度があり、事実であることが何より重要です。料理と同じで、原稿を書くことが上手でも、いい材料がきちんと揃っていなければ、読みたくなる記事にはなりません。いい材料を手に入れるためには労力を惜しまず、取材の準備を万端に整えておくことからすべては始まります。