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新聞社編集局の仕事「学芸部」



新聞の文化・文芸面において、読者を楽しい趣味の世界へと誘い、日々の生活に充実感と潤いを与える「読み物」を幅広く担当するのが学芸部です。

文芸から芸能、囲碁・将棋まで広く趣味を扱う

文芸から芸能、囲碁・将棋まで広く趣味を扱う

編集局の中にあって、老若男女を問わず、読者の趣味・嗜好に合わせた「読み物」を届けるのが、学芸部です。その内容は多岐にわたり、小説、短歌、俳句投稿、現代詩(詩人)、書評、四コマ漫画などの文芸系から、映画評、音楽評、演劇評、新作・新譜案内、著名人インタビュー、著名人による紹介コラム記事、テレビ番組案内などの芸術・芸能系、さらには、囲碁や将棋のコーナー、美術展や博覧会、コンサートやコンクールの紹介などがあり、それぞれに担当者が分かれています。

新聞の記事には、社会面、政治面、経済面といった、いわゆる刻々と変わるニュース面と、文化・文芸面やくらし・生活面といった読み物面(フィーチャー面ともいう)があります。中でも、文芸系は日本の新聞社が先駆けて歴史を切り開いてきました。連載小説や歴代の四コマ漫画を楽しみに新聞を開く根強い愛読者も多く、そうした連載小説にはベストセラーになったり、映画化されて大ヒットしたりした作品も少なくありません。

芸術・芸能系においても、担当が細かく分かれ、映画担当であれば、試写をもとに映画評を書いたり、新作映画の監督や主演俳優のインタビュー記事を書いたりします。本の担当であれば、書評を書いたり、作家や出版社の担当者に取材して原稿を書いたりします。また、芸能ニュースであっても、ゴシップやワイドショー的な記事はほとんど扱わないのも一般新聞ならではです。

文化・文芸面の見出しを拾い読みしていくと、何が流行しているのか、どういう世相が反映されているのかなど、さまざまな趣味や嗜好のジャンルの旬の情報が掲載されていますから、社会の「今」が垣間見られます。

他の記者から注目されることも

他の記者から注目されることも

学芸部の記者は、政治部、経済部、社会部といった部の記者と違って、夜討ち朝駆けをすることもなく、事件や事故によって昼夜を問わず、現場に駆けつけるということもありません。しかも、担当によっては、憧れのスターや監督、ミュージシャン、役者やタレントなどにインタビュー取材ができるので、他の部の記者からうらやましがられることもよくあります。とはいえ、仕事として会うわけですから、事前の準備、例えば、映画監督への取材なら、過去の作品を全部観ておかないといけないなど、容易ではない部分もいろいろあります。映画評にしても、書評にしても、数多くの取材対象をカバーしないといけないという意味では、それなりに苦労する面も多々あります。

新聞の紙面づくりは日々、時間との戦いですが、文化・文芸面に代表される学芸部の記事づくりにあっては、時間のかけ方がゆるやかで、掲載からさかのぼって取材や原稿を書くスケジュールになるので余裕をもって進行できます。その点では、学芸部の担当記者の仕事は、新聞記者というよりは編集者に近い内容といえるかもしれません。当然、記事としての鮮度は大切ですが、何より、読み応えのある深くて濃い内容によって読者の期待に応えています。