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新聞社編集局の仕事「環境部」



客観的な科学の視点や知見から、さまざまな問題やテーマを掘り下げ、事実を明らかにして、読者にわかりやすく説明し、伝えていくのが環境部です。

科学的な視点で出来事を正確にとらえる

科学的な視点で出来事を正確にとらえる

編集局の中にあって、科学面に関連した記事づくりを主に担当するのが環境部です。新聞社によっては、科学環境部、または科学部という名称だったり、部門の分類がまちまちだったりします。その守備範囲は広く、医療、生命科学、物理学、原子力などのエネルギー、天文・地学、環境・自然保護、最先端技術、科学技術政策など、特定ができないほど、実に多岐にわたります。

現代社会の問題を解き明かすには、科学なしでは前に進めません。例えば、社会部が担当した殺人事件において、DNA鑑定が犯人逮捕の重要な証拠となる場合、その裏付け取材を環境部で行なうこともあります。また、話題になった世界一を競うスーパーコンピュータに関して、国の政策予算がどう使われるかなども環境部の取材対象となったりします。当然、環境にかかわる政策や技術革新なども担当します。

日々起きる出来事の中には、一般の人々の理解を超える内容のニュースも数多くあります。東日本大震災や津波のメカニズム、原子力発電所の事故など、化学的な知見と裏付けをもとに、それをなるべくわかりやすく解説する記事を提供することなども環境部の重要な役割となります。科学や技術の進歩が著しい現代社会にあっては、そうしたケースが絶え間なくあり、社会部や経済部、政治部といったさまざまな記者からの問い合わせに正確に回答するのも仕事のひとつです。

科学の最先端や最前線と向き合うことも

科学の最先端や最前線と向き合うことも

環境部、あるいは科学部の記者は、文部科学省環境省厚生労働省農林水産省経済産業省国土交通省などにある、それぞれの記者クラブに常駐して活動します。どの記者クラブに所属するかは新聞社の判断によって異なります。記者クラブに入っていない記者は、普段は本社に勤務し、必要に応じて必要な各省庁に出向いて取材するという方法を用いている新聞社もあります。

守備範囲が広いだけに、ニュースやテーマによって柔軟に対応することが求められます。取材の過程では、学者や専門家、研究機関などに取材やインタビュー、施設の見学や実験の立ち会いなどもよくあることです。

意外に多い文系出身の記者

意外に多い文系出身の記者

ここまで紹介した環境部(科学部)の特徴を踏まえると、記者は理系出身者に限られる印象を強く感じるかもしれませんが、記者の多くは文系の専攻であるようです。文系出身の女子も少なくなく、昨今は環境問題などへの関心の高まりもあって、希望して配属になる記者もいます。当然、取材や原稿を書くにあたっては勉強が欠かせません。しかし、それはどの部の記者でも同じで、知っていることだけで仕事が成り立つ記者などいません。知らないことを曖昧にしたり、勉強から逃げたりせずに、学者や専門家に教えを乞う真摯な姿勢で真正面から学習することが何よりも大切です。そのうえで、さらに読者にわかりやすく、何が問題なのか、何が私たちの暮らしに影響するのか、難解な事柄ほど、噛み砕いて、リアルな情報として発信していくことが求められます。