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新聞社編集局の仕事「政治部」



ここでは政治部の仕事を紹介します。

記者クラブでの取材活動

記者クラブでの取材活動

編集局の中で、政治を専門に担当する政治部では、首相を始めとする政治家や省庁幹部らに密着し、政策決定の過程などを日々取材します。普段は内閣府や国会、各省庁、官邸、政党などに設置した記者クラブに常駐し、日中はプレスリリースを待ったり、記者会見や記者懇談会で話を聞いたり、必要があれば現場に取材に行きます。

記者クラブは大手メディアが中心となって構成されているため、フリーランスのジャーナリストなどは入れず排他的だ、などとして是非論が展開されることがあります。これについて日本新聞協会は、情報開示に消極的になりがちな取材対象に結集して公開を迫ってきた歴史があり、国民の「知る権利」と密接に関わり、公権力の行使を監視している、としています。

要人への「ぶら下がり」取材

国会内や官邸では、「ぶら下がり」と呼ばれる取材形態がよく知られています。取材対象者が会合から出た直後や歩いて移動する際に、取り囲むように質疑応答をするスタイルで、まるで対象者の両腕にぶらさがっているように見えることから、このように呼ばれています。

なお、首相官邸における「ぶら下がり」は、過去には国会などと同様のスタイルで行なわれていました。ところが、官邸のセキュリティが見直され、部外者の立ち入りが制限されたことから記者が簡単に首相を取り囲めなくなりました。取材の機会を求めたメディアに対して、当時の小泉純一郎首相は「1日2回、質疑応答を行なう」として現在の様式になりました。しかし東日本大震災の際に、当時の菅直人首相が震災対応を理由に「ぶら下がり」に応じるのを拒否して以降、2013年6月現在までの歴代の首相は、原則として応じない姿勢をとり続けています。

密着取材の実際

政治部記者は、日中は記者クラブに詰めており、夜や早朝には関係者の自宅や会合先に出向いて「夜討ち・朝駆け」と呼ばれる取材を行ないます。一方で番記者という、特定の取材対象者に密着し、その動静を取材する記者がいます。継続してひとりの対象を追うことで、距離が近くなり、重要な情報を得るチャンスも増えます。「自分の番記者としか口をきかない」という政治家もいて、その政治家が党三役、官房長官などの要職につけば、それにともなって番記者も国対番、長官番となっていくケースがあります。

また、複数の要人の番記者を掛け持つことも、よくあることです。これら番記者に遊軍記者(特定の取材対象に張りついていない記者)やデスクを加えて、全国規模の一般紙の政治部人員は、60~80名体制になっています。

政治部記者からの転身

政治部記者として政界に関わるうちに、自らも政治家へと転身を遂げる人は少なくありません。例えば、安倍晋太郎元外務大臣、中川秀直元内閣官房長官、額賀福志郎元財務大臣など、閣僚にまで登りつめた人が多数挙げられます。