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大手新聞社のしくみ
「支局を結ぶ国内の通信網」



全国各地で起こる、あらゆる出来事を網羅し、いち早く事件や事故、災害などの現場へ取材に向かうためには、全国各地に取材拠点をもち、全社が一体となってつながることが必要です。

全社をひとつにつなぐ通信網

全社をひとつにつなぐ通信網

事件や事故、災害など、ニュースとして報道すべき出来事は、毎日、日本のどこかで発生しています。全国紙として発行される大手新聞社の新聞は、それをつぶさにカバーできなくてはなりません。一刻も早く現場に駆けつけ、取材し、正確な事実を報道できる機動力のある体制を整えておく必要があります。そこで各新聞社は、北海道から沖縄まで、全都道府県を網羅する地方支局(複数の記者が在籍する新聞社の支店)と、通信局(局員がひとりで運営する小さな支店)を置いて、それらの施設は、全社をひとつに結ぶ国内通信網の拠点として機能しています。

新聞社によっても差異はありますが、その数は、おおむね支局は90前後、通信局は300近い数に上ります。数字ではピンとこないかもしれませんが、それらの通信拠点を日本地図にマーキングし、全部を線でつないでみると、その通信網の綿密さにきっと驚くはずです。

また、この通信拠点網は、インターネットの一般回線や専用回線でつながり、さまざまな情報が安全かつ確実に、全社間でやりとりできるようになっています。

地方支局の仕事

地方支局などの通信拠点網での記者の仕事は、通常、まず地元版の紙面づくりから始まります。全国紙には、販売される各都道府県と地域によって、それぞれ「青森県版」や「武蔵野版」、「鹿児島県版」といった地元版が1から数ページ設けられています。そのため、支局の記者は地元に密着した取材を行ない、記事を作っていきます。

それらの記事は本社に送られ、ニュース・バリューによっては、地域版ではなく、社会面や政治面、経済面に掲載されることもあります。中には一面トップを飾るような特ダネ記事が、一地方支局から生まれる可能性だってあります。地方で起きた出来事が世界的な話題になったり、地方での汚職事件が中央にも飛び火し、大きなスキャンダル事件に発展したりすることもあり得ますし、そういう実例は過去にいくつもあります。

新人記者のスタートラインとして

地方支局での仕事は、地域に深く根ざし、地元の人々との幅広い交流が欠かせません。また、事件や事故、災害などの社会面をはじめ、地元の政治や行政、地方の経済、文化芸能、スポーツやイベント、年中行事、さらには地元有力者の冠婚葬祭まで、すべて、ひとりかまたは小人数でこなしていかなくてはなりません。当然、仕事の量は多く多忙ですが、多方面の仕事のやり方を経験できる、新聞記者としての素養と能力を養うには絶好の機会となります。

新聞社には、新人が入社後すぐ、地方局に配属になり、場数を踏んで何でもできるようになってから本社に戻り、各部の一人前の記者として活躍するという伝統が受け継がれています。地方局は記者を鍛え、育てるのにも最適な拠点なのです。