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大手新聞社のしくみ「文化貢献(メセナ)」



全国紙といわれる大手新聞社は、新聞の発行だけでなく、さまざまなイベント事業や文化貢献(メセナ)を積極的に行なっています。大手新聞社を支える文化貢献(メセナ)とはどのようなものでしょう。

数多くのイベントを広く社会へ

数多くのイベントを広く社会へ

大手新聞社には新聞発行の部門とは別に、読者対象という枠を超えて、さまざまなイベントを事業として展開する部門があります。新聞社によって異なりますが、事業部、事業局、文化事業部、文化企画局など、さまざまな名称が付けられています。

それらの部署が開催するイベントにはいくつか種類があります。ひとつは美術展や博物展などの展覧会です。また、クラシックやオーケストラなどの音楽コンサート、演劇やミュージカルなどの舞台芸術もあります。さらには、各種のスポーツイベントも新聞社が主催する大会だったりします。

例えば、高校野球でいえば、「春の選抜」(選抜高等学校野球大会)は毎日新聞社と高野連(財団法人日本高等学校野球連盟)が主催ですし、「夏の甲子園」(全国高等学校野球選手権大会)は朝日新聞と高野連の主催です。陸上では、「箱根駅伝」(東京箱根間往復大学駅伝競走)が関東学生陸上競技連盟主催で読売新聞社が共催していますし、「福岡国際マラソン選手権大会」は朝日新聞の主催です。ゴルフトーナメントでは、「フジサンケイレディスクラシック」が産経新聞フジテレビのグループ主催です。このように、具体例を挙げていけば、新聞社の主催だったのかと気付くイベントは数多くあるはずです。

このほか、文学賞などのさまざまな授賞コンペティションやコンクール、コンテスト、講演、シンポジウム、フォーラムなど、各紙がいろいろな企画と趣向を凝らして、それぞれに年間50~80本程度のイベント事業を全国各地の会場で展開しています。

先に展覧会のことを記しましたが、単に美術展や博物展を催して貴重な美術品を公開するだけでなく、わが国の価値あるさまざまな文化財を守る事業に取り組んでいる新聞社もあります。

収支を問わない文化貢献として

いろいろな文化・芸術の擁護と振興に、出資して支援する企業の活動を「メセナ」といいます。これは資金援助の見返りを求めない文化貢献であり、大手新聞各社もそれぞれの特色を活かした形で意欲的に取り組んでいます。

中には、朝日新聞のように財団(一般財団法人)を創設し、音楽や美術分野の芸術を助成したり、優れた学術・研究を顕彰したりといった活動を行ない、さらなる文化・芸術・学術の発展に貢献している例もあります。

また、読売新聞のように公益財団法人として、「読響(よみきょう)」の名で親しまれているオーケストラ「読売日本交響楽団」を有し、定期公演をはじめ、コンサートツアーや年末の「第九」演奏などを精力的に行なっている例もあります。新聞社が母体となって交響楽団を運営している例は世界でも稀です。こうした例以外にも、大手新聞社はその収益を社会に資する目的で活用し、幅広いさまざまな分野での文化貢献に寄与しています。