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新聞紙面の構成「テレビ欄の番組タイトル」



ほとんどの新聞にはテレビやラジオの番組表が掲載されています。新聞はそのページから読み始めるという読者も少なくないようです。

新聞の揺るぎない人気ページ、ラテ欄

新聞の揺るぎない人気ページ、ラテ欄

主に新聞の最終ページに、常設として掲載されているのがテレビ番組表(番組欄)です。かつての呼び方であった「ラジオ・テレビ欄」を短縮して、新聞や広告の業界では昔から「ラテ欄」と呼ばれています。

多チャンネル化が著しい現在、最終ページの番組欄には、地上波テレビ局の番組表とBS放送の番組表がカラーで掲載され、ラジオ番組やCS放送のテレビ番組は、別ページのモノクロ一面に、以前の「ラテ欄」の名残を感じさせるような雰囲気を醸し出して掲載されています。

読売新聞ホームページの「読売新聞小史」には「大正14年(1925) 11月 15日に 『よみうりラヂオ版』を発行。テレビ・ラジオ欄の前身で、東京紙では初」との記述があり、テレビ番組欄の始まりは読売新聞であることが伺えます。真偽は定かではありませんが、当時、販売部数の低迷に苦慮していた読売新聞が、このラジオ版を発端とする番組表を導入してから新聞の売上げは一気に急増し、業績を大きく伸ばしていったという噂も、業界には根強く残っています。

1962年には東京ニュース通信社発行の『週刊TVガイド』が創刊され、その後、続々とテレビ番組情報誌が創刊されましたが、新聞のラテ欄は廃れることなく、今日もテレビやラジオの有力な番組情報として、すっかり新聞紙面に根付いています。

テレビ業界の視聴率レースを垣間見る

テレビ業界の視聴率レースを垣間見る

多チャンネルの時代を迎え、特に地上波テレビ局は熾烈な視聴率競争を続けています。視聴率を上げるためには、基本的に面白い番組を作ることが第一なのですが、視聴者に番組を選んでもらい、チャンネルを合わせて見てもらえないことにはどうにもなりません。宣伝番組なども放送するといった、番組の知名度を高める工夫にも、ありとあらゆる手法が使われています。

番組同士がせめぎ合う中、視聴者は相変わらず新聞の番組表を見て、見るべき番組を選んでいるようで、番組関係者にとっては、番組表のタイトル名が最強にして最後の戦いとなっています。

ひとつのチャンネルに与えられている1行の文字数は約10文字前後で、行数は放送時間が多いほど増やせます。例えば、1時間番組であれば、5~6行で50~60文字。ここに番組関係者は渾身の思いを込めます。番組の中身がわかるよう、言葉を凝縮して選りすぐります。しかし、内容がわかり過ぎては視聴者の興味を失うかも知れないため、そのギリギリのバランスの中で、いかに番組の面白さを匂わせるかが勝負のカギとなります。

ある意味では新聞の見出しを考える苦労と似ていることも多い番組タイトルですが、これを考えるのは主に番組の若いアシスタント・ディレクターだといわれています。

もちろん番組表とはいえ、新聞紙面の一面であり、編集の主体は新聞社にありますから、言葉や表現によっては手直しされたり、書き直しを要求されたりします。

そんなテレビ業界の厳しい視聴率事情を思いながら、番組表を見比べて読み込むのも、新聞読者としてのまた違った楽しみ方であり、その中には何か新しい発見があるかもしれません。