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新聞紙面の構成「見出しの役割」



新聞のそれぞれの見出しを見るだけで、そこに書いてある記事の内容のおおよそがわかるように、見出しにはさまざまな工夫が凝らされています。

記事を読ませる言葉のマジック

記事を読ませる言葉のマジック

見出しの役割は、短く端的な言葉や文章を選んで、記事が読みたくなるように誘引することです。広告におけるキャッチフレーズのような役割といってもいいでしょう。

その短い言葉や文章には、記事の中で一番先に伝えたいことが巧みに表現されていなければなりません。

新聞読者の多くは、紙面をめくりながら、見出しを拾い読みし、読むべき記事を無意識に選んでいるといわれています。読者の興味や関心をそそるような見出しがあれば、その記事は読まれることになります。逆に言えば、見出しに魅力が感じられないと、記事まで読んでもらえないということになります。見出しが記事の70%を語ると言われるゆえんです。

特に、駅売りの新聞の場合、一面の見出しは販売に直結しています。見出しがつまらなければ、読者は新聞を手に取ってくれません。大きくド派手な見出しが踊るスポーツ新聞は、見出し合戦で販売部数を勝ち取ろうと懸命です。

もちろん、その事情は一般の新聞でも同じで、大きなニュースがあるときはスポーツ新聞並みに巨大な見出しで記事を強調しています。読者は、その見出しの大きさや色、書体、デザイン処理などを見て、記事が伝えようとしている内容の重大さや重要性を感じ取るわけです。

新聞の見出しにもいろいろ

新聞の見出しにもいろいろ

新聞の見出しには種類があります。それらの名称は新聞社によっても異なりますが、最も伝えたい記事の主旨を言いきる7~9字前後の「主見出し(本見出し)」、主見出しに続けて、さらに内容を強調する「肩見出し」、主見出しの後に、二次的な要素を伝える「袖見出し」、肩見出しや袖見出しを補う「割見出し」などがあります。

これらをうまく組み合わせることで、紙面構成に目新しい変化をつける工夫がされています。しかし、情報が氾濫する現代では、記事の内容をいち早く察知してもらうために、「主見出し」だけか、「主見出し」と「袖見出し」を一対にして使い、いかに読者の目に飛び込ませるかの工夫を重ねているのが一般的です。

新聞各紙の個性が表れる見出し

新聞各紙の個性が表れる見出し

縦組みが基本の新聞に、大きな見出しが横並びでレイアウトされていることがあります。スポーツ新聞でよく見かけますが、これを新聞の現場では「T字型」と呼びます。こうした表現スタイルも見出しにインパクトを与える方法のひとつです。見出しには、新聞各紙の言葉や文章、デザインのセンスが如実に表れます。それぞれの表現スタイルは新聞社の個性をそのまま体現しています。読者の中には、見出しの表現スタイルのセンスで購読する新聞を選んでいるケースも少なくありません。

いかに簡潔に表現して、読者に興味を抱かせるか。新聞紙面を作る側では、わずか10文字程度の見出しに頭をひねる戦いが日々続いています。読者を惹きつけるいい見出しは、販売部数に直結している上に、その新聞のステータスにもつながるだけに気が抜けません。