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新聞紙面の構成「ひとつの記事の構成要素」



目立つ大きな扱いの記事も、見落としてしまいそうな小さな記事も、基本となる新聞記事の構成要素は同じです。

記事はこうして構成される

記事はこうして構成される

新聞紙面にはたくさんの情報が満載されています。一つひとつの記事を可能な限り簡潔にして、なるべく多くの情報を盛り込むようにしています。また、紙媒体の中では、新聞は週刊誌や雑誌に比べ、速報性が高いという特性をもっています。いかに早く、わかりやすく、信頼性のある事実をたくさんの人々に伝えるか。新聞における記事づくりの歴史は、その改善の歴史でもありました。そして新聞記事の構成要素は、ある定型にたどり着きました。現在は、新聞各紙はいずれもその構成要素をもとに記事を掲載しています。以下に示すのが、その基本的な構成要素の一覧です。

見出し

記事の内容がひと目でわかるように、その記事が一番に伝えたい結論を簡単明瞭な短い言葉に表します。その記事の最初に目に飛び込んでくる言葉であり、その文字の大きさやデザインでニュースの重要度もわかります。

本文

伝えたい内容を、いつ「When」、どこで「Where」、だれが「Who」、何が(何を)「What」、なぜ「Why」、どのように「How」の5W1Hが入った文章にします。これを読むことで記事の内容がわかります。見出しでも本文でも、新聞記事は結論を早く先に書くことが鉄則です。

5W1Hもただ順番に書くのではなく、何を先に伝えたいのか、その重要度の優先順位で文章がまとめられています。

写真

その記事で伝えたい出来事の画像を掲載します。目撃者やアマチュアカメラマンが撮影した写真もありますが、多くは報道カメラマンが撮影したもので、本文とともに伝えたい事実を視覚的に訴えかけます。ときには文章よりも人々の心や印象に強く残る写真もあります。

図版

伝えたいことや、本文を補うための視覚的な情報をより明確に伝えるため、グラフや図表、地図などを工夫して加えます。文章量を増やして説明するよりも、図版で見せたほうがわかりやすい場合もあります。

読者をとらえる記者の思い

スペースによっては、見出しと本文だけ、見出しと写真と本文だけという扱いの構成になる場合もあります。

正確に事実を伝える、事実をわかりやすく伝える、読みやすくたくさんの人に伝わる、それが新聞記事の構成要素の基本となっています。

衝撃的な1枚の優れた写真が、伝えたい事実の核心を雄弁に物語ることもあれば、たった1行の見出しが読者の心を惹きつけることもあります。渾身をふるって書いた記者の本文に目を奪われ、つい最後まで記事も読んでしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

一つひとつの記事に込められた記者の思いは、ひとりでも多くの読者に事実を知ってほしいという新聞の使命感の表われに他なりません。