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発行時期による新聞の分類「夕刊紙」



朝刊がなく、夕刊だけの発行である「夕刊紙」は、政治、経済だけでなく大衆娯楽的な要素も含み、駅売りで帰路につくビジネスマンをメインのターゲットとした新聞です。この夕刊紙について解説します。

主要な夕刊紙『日刊ゲンダイ』と『夕刊フジ』

主要な夕刊紙『日刊ゲンダイ』と『夕刊フジ』

夕刊紙は夕方専売で売られている新聞です。軟派で親しみやすく、大衆紙的な紙面構成で根強いファンが多くいます。主に駅売りなど、店頭での即売で販売されています。首都圏では『夕刊フジ』と『日刊ゲンダイ』が双璧であり、これにスポーツ紙の『東京スポーツ』が老舗として知られています。

『夕刊フジ』は産経新聞の傍系として刊行され、日刊ゲンダイは出版社の講談社系で『週刊現代』の日刊版としてスタートしました。いずれも欧米の大衆紙、タブロイド版のイギリス『ザ・サン』『タイムズ』や、フランス『ル・モンド』をモデルに発刊され、反権力のスタンスをとっている点が読者の支持を得ています。

発行部数は、『日刊ゲンダイ』が約168万部、『夕刊フジ』が約106万部(いずれも2013年媒体資料より)といったマーケットサイズです。一般紙で世界最大の発行部数である『読売新聞』が約1,000万部前後であるのに対して、一見、規模は小さく見えます。しかし、店頭での即売で買われるメディアとしては、『読売新聞』が全体部数の1~2%で10~20万部とすれば、圧倒的によく売れており、『日刊ゲンダイ』は「即売紙ナンバーワンメディア」ともいえます。

夕刊紙の強み

夕刊紙の強みは、大手新聞の発行時間の隙間に発行されることです。つまり速報性に富んでおり、朝刊に間に合わない欧米時間のニュースについて、結果や経過を報じられています。これは、日本選手が海外で活躍している米メジャーリーグやサッカーの欧州リーグの報道に有利です。

また、版型がタブロイド版であり、主要ターゲットである帰宅途中のビジネスマンが電車内で読みやすい大きさであることも魅力のひとつです。記事は、政治、経済、社会、芸能、スポーツ、風俗が網羅されており、週刊誌の雰囲気に近く、記事の書き方には引用(推測)や配信によるものもあり、「関係者が語る」という表現は常套手段です。

見出しはセンセーショナルなものが多く、よく知られているのは『東京スポーツ』、いわゆる『東スポ』のものです。思わず目が留まる扇情的で派手な見出しの最後に、小さく「か?」をつけるなどのユーモラスな手法で話題になりました。

夕刊紙には、人面魚、ネッシーといった、一般紙がなかなか扱わない想像上の動物ネタもたびたび登場。プロレスや格闘技のニュースや土日には競馬記事など、娯楽的な記事があるかと思えば、一面で政治問題に切り込むなど硬派なところも見せ、根強いファンの心をつかんでいます。